必要とされるということ
こんにちは。Qwertyです。
今回のアップデートにより復活しかけたモチベーションが一気に下がってしまったため、ブログの更新もなかなかできていませんでした。
色々と考えた結果一つの結論にたどり着いたのですが、せっかくならブログにしようと思い、今回の更新に至ります。
今回のアップデートでは、無償魔石の配布手段が限解クエストから100万アチブとリーグ戦3勝に変更されました。ルーンの進化もしづらくなり、課金をせずに強くなる道がどんどん閉ざされているように感じました。
でもそれは考えてみれば当たり前のこと。課金をしなくても支障がないのであれば誰も課金しませんし、そうなればサービスは続きません。無償で配られるのがチケットだけで、魔石は買うしかなかった昔と比べれば、今はだいぶ良い環境なはずです。
ある程度以上強くなるためには課金が必須。それは私も納得していますし、「まあみんなとゲームを楽しむための交際費みたいなものかな」という感覚で合計数万程度は課金しています。それなのに、無償魔石がなくなっただけでなぜこれほどモチベーションが下がったのか。
もともと貰えていたものが貰えなくなるとその喪失感が大きい、というゲインロス効果もあるでしょうが、それだけではなさそうです。
自分の感情に言葉を与えるのはなかなか難しいものですが、恐らくこういうことだと思うのです。
今回のアップデートによって、「支援職はアヴァベルに必要ない」というメッセージを運営から突き付けられた
という感覚なのではないかと。
今回、アチーブメントとして取り上げられたのは狩りとタイマン。複数キャラを作ることが推奨されていますが、その中に支援職は明示されていません。
それらに適した職業ならアヴァベルを楽しめる。それらを作って狩りやリーグ戦をやり込む人の方がアヴァベルにコミットしている。そうなのだとしたら、どちらにも適さない支援職はもうこのゲームに必要ないのかもしれない。そう感じた方は私だけではないはずです。
リアルでもバーチャルでも、人は誰かから必要とされたいと思っているはず。必要とされないならこの世界にいる意味はあるのか、と考えてしまいます。今回「支援職はこのゲームに必要」というメッセージが少しでも含まれていたら、ここまでモチベーションが下がることもなかったでしょう。
結論的にはまだアヴァベルをやめるつもりはありません。ギルメンの皆さんとの関わりもありますし、相談所も続けたいと思っています。でも、もし多くのユーザーが「『必要ない』と宣告された」と感じたら、この世界も長くは続かないでしょう。そうならない事を切に願います。
ではまた(*゚▽゚)ノ
モチベーション
こんにちは。Qwertyです。
前回の記事更新後、何となくブログのモチベーションが上がってきた気がします( ̄∀ ̄*)
やっぱり何か書くということが好きなんでしょうかねw
ということで(?)
今回はモチベーションの話です。
「モチベーションの維持が大変」
これって意外とよく聞きますよね。かくいう私も、少し前までアヴァベルのモチベーションが低下しておりました( ̄▽ ̄;)
今までは、何となく目の前に目標がありました。装備を覚醒させたり進化させたり、ルーン武具に穴を開けたり、魂晶を集めたり…。比較的短期に達成できるものが多く、
「どんどん強くなってる(ΦωΦ)フフフ…」
とそれなりに燃えており、モチベーションを保てないという発言を聞いても「何でそんなことが起こるんだろう…」と思ってしまい、正直なところあまり理解できませんでした。
しかし、覚醒もほぼ終わり、クリスタケースもまあまあ揃い、装備も熟練を終えて280が揃ってきた今、さらに上を目指すとなると…。
クリスタケースの武具を強化するのは大変ですし、代わりに幻魔星13を集めて厳選しようとすると恐ろしく課金しなければなりません。
装備もこれ以上強化するためには280の星14以上を引き当てないとならず、これまた大変です。
まだまだ強くなる余地はある。でも、もうこんなものなのかも。これ以上強くならなくてもいいかも…。そんな思いが出てきてしまったのです。
これはリアルの世界でも同じこと。「まあまあできる」のレベルになるまではスイスイ進めても、そこからさらに頭一つ抜けて「すごく出来る」レベルになるには相当の努力が必要で、大抵はその手前で「まあいいか」になってしまいます。
チクセントミハイ氏がフローという概念を提唱していますが、まさにそれが薄れていったタイミングだったのでしょう。
で、その後…。
少しモチベーションが復活してきました。
そもそも急に強くなろうとすること自体が違うんだろうな、という事に気づいたのです。
一夜漬けをすればテストではまあまあの点数を取れても、本当の実力はつきません。試合の数週間前にちょっと練習して一つ技を編み出したからと言って、継続的に練習している相手には勝てません。普段からコツコツと勉強したり、地道に走り込みや筋トレをしたり、それが積み重なって強さとして発揮されるのです。
それはバーチャルの世界でも同じこと。少しずつステータスを上げて、時間はかかっても装備を強化して、1日、1週間では強くなれなくても、1ヶ月、半年、1年というスパンで強くなる。そういう意識に変えてから、モチベーションが回復してきました。
まあゲームが楽しいのは現実には手に入らないような力を行使できるからであって、それを得るためには地道にやるしかないのであればそもそもつまらない…という意見もあるかもしれませんがw
どの世界も、楽に強くなることは出来ないという事ですね( ̄▽ ̄;)
というわけでじっくりコツコツ、ステータスなどを上げていこうと思います(^ω^)
ではまた(*゚▽゚)ノ
今週あった事
こんにちは。Qwertyです。
早速めるさんから「今週あった事」というお題を頂きました(^ω^)
…とはいえリアルの事は書かないので、必然的にアヴァベル関係の内容になりますがw
今週あった事。ハイライトするなら…
先週の木曜日、元ギルメンのテオさんに誘って頂き、大会に初参加してきました(≧∀≦)
エントリーの仕方からして色々と戸惑ってしまいましたが、皆さんにサポートして頂き、何と予選通過する事が出来ました(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
大手ギルドに囲まれてもしっかりキルが取れる皆さんはとても頼もしかったです。今回は本戦の都合が合わなかったので予選のみの出場でしたが、また機会があれば是非本戦にも出てみたいものですね(ΦωΦ)フフフ…
…まあそのためにはもう少し硬くならないといけないですけど…(´・ω・`)
あとは…
やっぱりカバオゲームズ…ですかねw
このところ人数が集まらずに開催できない事も多かったのですが、最近はイン率が復活してきており、昨日は同盟のCharlotteの方々も参加してくださったため、久しぶりに大人数での開催となりました(≧∀≦)
今回は「Kギントン」。昔某TV番組でやっていた、お題に対して擬音語・擬態語を当てはめるゲームです。もちろん罰ゲームもあり((((;゚Д゚)))))))
隣の人がお題を出してくるので並ぶ順番もまあまあ重要なのですが、私はあろう事かスーパーSパンダことカバオさんの隣に…\(^o^)/
最近は罰ゲームでモアイ大好きなどとプロフィールに書かされたりと散々だったため、今回は是非とも罰ゲームを回避したいところ( ✧Д✧) カッ!!
まずは練習。お題は犬。
うん、これは簡単( ̄∀ ̄*)
ワンワンワン、ですね。
2問目は…
おばさん(・ω・)
…難しい∑(゚Д゚)
ガミガミガミ、が模範解答でした。この調子でドSな問題を出されたら罰ゲームは必至。頭をフル回転させなくては…( ✧Д✧) カッ!!
いざゲームスタート。
カエルなど想像しやすいものから、「魔オリ」「カバオさん」などと正解がまるで思いつかないような難題まで様々でしたが、意外と答えられるもので、時間が経っても1アウトの人が数人出る程度。
ちなみに魔オリはシャインシャインで正解になりました。皆さんシャインセイバーが何となくイメージに湧いたようですw
このまま罰ゲーム無しか…と思いきや、我らが魔オリのけんさんが一気に罰ゲームを手繰り寄せるスタンドプレーに出たのです。
あまりの無茶振りを防ぐため、自分で答えが用意できない場合は出題者がアウト、というルールがあったのですが、けんさんはその禁を侵してしまったのです( ̄∀ ̄*)
すでにフェレット→カサカサというゴキフェレット事件で1アウトのけんさんはこれで早くも2アウト。
次の周では問題なく回答し、
なんだ罰ゲーム回避しちゃったかチッ(・д・)
と思ったのですが、そこは我らがけんさん。出したお題は…
グランゼール
(・-・)・・・?
自分でも答えが用意できていなかったため、これで3アウト。まさか自滅で2アウト分も稼ぐとは…。
…空気読んでますね…(´・∀・`)ヘッ
さて、罰ゲームは何かな( ̄∀ ̄*)と待っていると、どうやら決めていなかった様子。公募式になったのですた、ここでCharlotteさんのマスターである罰ゲーム大好きさんことハクさんから衝撃の一言が。
…逆にけんさん以外が罰ゲームとか(*・ω・*)wkwk
…!?
…何わけわからないこと言ってるんだろうこの人チッ(・д・)
なんだか周りもそんな流れになり、危うくプロフィールに「マンケンさん(同盟ギルドelfさんのマスター)大好き」と書く羽目になりかけましたが、カバオさんがノーミスの人を除外してくれたので、何とか回避できました( ̄▽ ̄;)
まあわいわいできたので良しとしましょう(^ω^)
ちなみに、ルピナスの方も少しずつ始めています。オート放置するとすぐ昇天してしまうので、なかなか大変ですが…( ̄▽ ̄;)
まあだいたいこんなところですかね( ̄∀ ̄*)
またお題お待ちしていますm(__)m
ではまた(*゚▽゚)ノ
ブログのお題募集!
こんにちは。Qwertyです。
先日、はてなブログから
1ヶ月更新がありませんよジィィ──(。¬д¬。)──ッ
というメールが届きました(ーー;)
最近全然書いてないな…という自覚はあったのですが、忙しかったり題材が見つからなかったりで、気づいてみれば早1ヶ月。時の経つのは早いものです…。日々記事を書き続けているブロガーさん達はすごいですよね(っ´ω`c)マッ...
元々は、少しでも自分の言葉を伝えられたらと思い、相談所の傍らで始めたこのブログ。書いているうちに自分の考えがまとまる事もあり、その勢いで去年は色々と記事を書いてきました。ただ、昨年最後のブログに書いたあたりでいったん思考が止まっており、その次の段階に進むにはまた時間が必要そうなのです( ̄▽ ̄;)
それと、ネット上で何かを述べても、それが誰かに伝わっているという感覚がない、ということも正直に言うとあります。もしかしたらリアルの世界で伝えるよりも多くの人に伝わっているのかもしれませんが…。対面での会話であれば、自分も相手も共に変化することができ、場合によってはそれを成長と呼ぶ事も出来るのですが、伝える相手がハッキリしていないと、どうも言葉が空を切る感覚がしてしまうのです( ̄▽ ̄;)
そこでこの度、ブログのお題を募集してみることにしました(^ω^)
…まあそんなに読者の方がいらっしゃるわけでもないので、そうそうリクエストはないかもしれませんがw
もしあれば是非お願いしますm(__)m
ツイッターの質問箱でもなんでも、投稿していただけると嬉しいです(-д☆)キラッ
Qwertyの質問箱です https://t.co/LN6SQ6T6Ls #質問箱 #peing
— Qwerty (@Qwerty00338801) 2018年10月9日
ではまた(*゚▽゚)ノ
鳥人間コンテスト
こんにちは。Qwertyです。
明けましておめでとうございますの期間は過ぎてしまいましたがw
今年も宜しくお願い致しますm(__)m
新年1回目の記事はやっぱりカバオゲームズ。今回は大晦日に行った、鳥人間コンテストという新しい試みです。同盟のCharlotteの皆さんも参加して下さいました(^ω^)
崖の上から人力飛行機を飛ばし、その飛行距離を競うというあのコンテストに着想を得て、31階の崖から飛び出し、どれだけ遠くに着地できるかを競うという新たなゲームが生み出されたのです。
どうやってやるかというと…
来週のカバオゲームはアヴァ鳥コンテストやります〜装備店武器の短剣•スキルはダッシュ、通常攻撃のみとなります。当日説明しますが†K†ギルメンと参加希望の方はこちらの動画をみてやり方覚えててくださいな(๑•̀ㅂ•́)و✧
— カバオくん@アヴァベル垢 (@rack321559) 2018年12月27日
ではどぞー pic.twitter.com/f6VQyTHzL6
こんな感じです。
ダッシュと通常攻撃を駆使して飛距離を稼ぐという、物理法則に反した動きw
公平を期するため、魂晶が付いている防具は外し、全員ダガーを装備してプレイする手筈でした。
…なぜ過去形なのかというと…
アコはダガーを装備できなかったのです\(^o^)/
そういえば鬼ごっこの時にそんなことがあったような(ーー;)
こういうことって意外とすぐ忘れてしまうんですよねw
気を取り直してナックルを装備。心なしか動きがダガーより遅い気がしますが、気にしない気にしない…
…まあ罰ゲームがあるので気にしない訳にはいかないんですけど…(´・ω・`)
無い物ねだりをしても仕方がないので、これでプレイすることに。試技は全部で3回。距離は正確に測れないので、3回の中で負けが多かった人が罰ゲーム、というルールになりました。
試技1回目。
頑張ってもやはりダガーには勝てませんでしたが、1回目で皆さん慣れていないのか、続々と私の後ろに着地してくれました( ̄∀ ̄*)
そして待っている間にもう一つ事件が。
順位判定のため、先に飛んだ人は最後まで動くことはできません。でもそんな事はモンスター達には関係なし。リスやドングリがここぞとばかりに群がって来るのです。
物理職は攻撃すると動いてしまうので、反撃もできません。魔職の私はその場を動かずにアクションができるため、届く範囲で攻撃や回復をしてみたのですが…
結局お一人昇天してしまいましたw
南無ぅ( ̄人 ̄)ちーん
その後の2回の試技では、どちらも干支の猪アバターを着た方が一段上のところで止まってしまい、罰ゲーム決定となりました。
罰ゲームは、世界樹に向かって今年一番恥ずかしかった事を叫ぶ、です。1年の最後にこれって…w
そして発せられた言葉は…
「今年一番恥ずかしかった瞬間は…
…今だぁーーー!!」
…やっぱりw
その後、忙しい中来てくださったハクさんが世界樹に向かって愛を叫ぶというイベントもありましたw
今年も楽しくやっていきたいですね(^ω^)
カバオさん危機一髪の図
ではまた(*゚▽゚)ノ
愛と諦め 〜他人への、そして自分への〜
こんにちは。Qwertyです。
愛。素敵な言葉ですよね。でも今回は、それを違う角度から語ってみたいと思います。
キリスト教では、無償の愛が説かれています。汝の敵を愛せよ。右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ。
・・・そう言われても・・・( ̄▽ ̄;)
って思いますよね。思いますよね、というか、私は少なくともそう思いました。
世の中いい人ばかりではありませんから、敵を愛したとしても、それをいいことにどんどんつけ込まれてしまうかもしれませんし、左の頬を差し出してもまた殴られ、命を失うことになるかもしれません。所詮ただの絵空事に聞こえましたし、ある意味気持ち悪くも感じていました。
でも最近、ふと別の見方が思い浮かんだのです。
この「愛」とは、「諦め」に基づくものなのではないか、と。
こちらが愛していれば相手も分かってくれる、という話を聴くと、性善説に基づいている思想のように感じてしまうのですが、考えてみれば人間とは原罪を抱えた存在。そもそも「完全に良い」存在にはなれないのです。
人はどこまでも堕ち、どこまでも醜くなりうる存在。だからこそ、どこかで人の業に対する諦めが必要。それこそが、キリストが処刑される前に発した「彼らをお許しください」という言葉の意味だったのかもしれない…。
そんな風に考えて「キリスト教」「性悪説」と検索ワードを入力してみると、こんな記事が見つかりました。
求めない、期待しない。性悪説でいい――キリスト教が教える対人関係の奥義 | プレジデントオンライン
ああ、やっぱりそうだったんだ、と思いました。
人という存在の限界を知っているからこそ、それに諦めがついているからこそ、相手を受け入れ、愛することができる。「愛」とだけ聞くとキラキラしすぎていますが、諦めと裏表の関係にあるとするなら、何だか受け入れやすくなったように感じます。
しかし、それを実践するためには、もう一つ壁を越える必要があるのです。
それは、相手だけでなく、自分もまた、どこまでも堕ちる、原罪を抱えた人間という存在であることを認める、ということです。
人間は他人を批判することで、自分の負の側面を他人の中に投げ入れ、自分を保とうとします。自分の中にはマイナスのものは何一つないかのように。
地動説や進化論、無意識の存在によって3回もその尊厳を傷つけられてもなお、人間は特別な存在であろうとすることを止めません。人間は他の何かとは違う、特別な存在である。自分は他の人とは違う、特別な存在である。もしそうでなかったら、人間という存在は、自分という存在は一体なんだというのか…。
でも結局は五十歩百歩。たとえ本当に五十歩分の差があったとしても、根底の部分に差はありません。自身の完全性という幻想を諦め、そして相手の不完全さをもまた諦める。その上にこそ、愛は成り立つのだと、私は思います。
もっとも完全に諦めてしまったら、それは愛ではなく「厭世」、ただの世捨て人になってしまいます。自分と他人、そして人間という存在の限界を胸に刻みつつも、相手を受け入れることは諦めない。人間の負の側面から目を背けたキラキラの「愛」でも、負の側面のみを見てしまう「厭世」でもなく、その中間の愛。言うは易しでしょうが、これが実践できれば、もう少し世の中は暮らしやすくなるかもしれません。
今年のブログはこれが最後です。皆さん良いお年をお迎えください。
ではまた(*゚▽゚)ノ
文字による会話 〜相談所の所感その4〜
こんにちは。Qwertyです。
相談所を再開して早や半年。半年間やっているとは言っても週2回、1時間ずつですし、1時間ですと最大でもお2人しかお話を伺えませんから、数だけで言えばそれほどでもありませんが、その中でも「来て頂いた意味はあったかもしれないな」と思う場面もありました。
この相談所では、チャットを用いてやり取りをしています。チャットでは当然のことながら相手の表情は見えませんし、声色やイントネーションも伝わりません。顔文字も使えるのですが、変に使うと不謹慎な印象にもなってしまいますし、なかなか難しいところです。
一番困るのが、沈黙の時間です。会話であれば、沈黙している時間も安心して待っていられますが、チャットとなるとそうはいきません。何せ向こう側が何も見えませんので、返信を考えているだけなのか、こちらの返答に怒りを覚えたのか、感極まって手が止まっているのか、それとも急用ができて席を外しているのか、など、様々な可能性が頭をよぎります。
それは相手の方も同じこと。なかなか適切な言葉が選べなくて返信が遅れてしまうと、「もしかして変なことを言ってしまったのかも…」など、余計に不安にさせてしまっているかもしれません。
また、対面で会話している場合、突然相手がその場から消えるということはありません(まあ突然出て行くことはあるもしれませんが…)が、チャットで会話している場合、いきなり相手がオフラインになり、その場から「消える」ということが起こります。そうなった場合、もうこちらから接触する手段はありません。大抵の場合は単にアプリが落ちたことが原因で、すぐ復帰されるのですが、戻って来られるまでは何とも言えない緊張感があります。逆にこちらが落ちてしまった時は、正直に言ってかなり慌てます(ーー;)
ノンバーバルな部分が全て捨象され、まさに「文字面だけ」しか使えないとなると、どうしても文面の細部にまで気を使う羽目になってしまいます。「この語尾はきつい印象を与えてしまうのでは?」などとさまざまな勘繰りが生まれてしまい、対面の会話ならさらっと聞けることでもなかなか聞けなかったりするのです。
…と、色々とチャットでの会話の難しさを並べてはみましたが、会話をする上で大きな誤解が生まれて困った、という経験は、実はほとんどありません。
そもそも言葉自体、人間の感覚を100%伝えられるわけではありません。絵を見た時に受ける感覚をそのまま表現できないように、私たちの想いは言葉にした瞬間に正確なニュアンスが失われ、ある程度の枠で切り取られたものになってしまいます。
ですので、そこで欠けた何割かの部分はお互いの想像力で補っていることになります。その想像力は当然チャットでの会話にも適用されるわけで、そのおかげで「文字だけ」という環境でもそれほど齟齬なく意思の疎通ができるのです。
でも、やはりなるべくその精度は高めたいですよね。
作家など、言葉の芸術家の方々はその表現の質を高めるべく、日夜努力を重ねられているのだと思いますが、私のような者も同じこと。適切な言葉を紡ぎ、それを他者に伝える役割を自負するのであれば、やはりその努力を怠ることはできません。様々な言葉を集め、考え、それを紡いで心を動かす。それが「出来る」と言える日はなかなか来ないかもしれませんが、それを目指して精進していこうと思います。
ではまた(*゚▽゚)ノ